FreeBSD-4.0-RELEASE
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 このページを見て発生したいかなる損害も私は責任を負いません。
 ここでは、大体一般的な例を示し、取り返しのつかないような設定はしていませんが、状況によって変えたほうがいいところは 自分でアレンジしてくださいね。
 私ベースで話をしてあるところもありますので、当てはまらないひとは適切な設定をしてください。
 また、選択肢があるところに、とりあえずは・・・。と書いてありますが、これは、よくわからない人、 もしくは急いでインストールしたい人用です。それに従えばインストールできるでしょう。必要なところは後ででも設定を変えましょう。


1.インストールの準備
 ここは詳しく言うと長くなるのですが、もちろんコンピュータがないとだめですよね。 今回は、FreeBSDが使える環境のマシンがあることとして話を進めます。
 まずはインストールメディアが必要です。これは市販の雑誌などに付属しているCDからでも よいですが、今回はネットワーク経由でインストールすることにします。
 また、2枚のブートフロッピーが必要です。このフロッピーでFreeBSDのバージョンがきまるので 入れたいバージョンのフロッピーを用意しなければいけません。
 このフロッピーの作成法はあとで述べることにして、フロッピーはあるものとして話を します。たぶん誰かがもっているかと(ぉ
 必要なフロッピーはkern.flpとmfsroot.flpというものです。
フロッピーの作成方法はコチラ→ブートフロッピーを自作する
とりあえずはだれかからもらう。



2.はじめてみましょう
 まず、kern.flpをマシンに挿入して起動します。そのフロッピーを読み終わって、
Please insert MFS root floppy and press enter:
というメッセージが出たら、mfsroot.flpの方と入れ替えてEnterキーを押してください。




3.ここ からが設定です。Kernel Configuration Menu
フロッピーのリードが終わると、
Skip karnel configuration and continue with installation
Start karnel configuration in full-screen visual mode
Start karnel configuration in CLI mode
という選択肢が出てくるので、一番上の項目を選択(そのままEnterを押すってことね)します。
とりあえずは一番上を選ぶ。
3つの選択肢の意味は、次のような内容のものです。
1.GENERICカーネルをそのまま使ってインストールする。
2.ヴィジュアルモードを使ってデバイス情報の編集を行う
3.コマンドラインモードを使ってデバイス情報の編集を行う。(これは上級者の方じゃないときついかもしれません)
※今はインストールを目的とし、カーネルの再構築は後ほど解説しますので、よっぽどの問題がない限り、今のところは一番上を選択してください。



4./stand/sysinstall Main Menu
インストーラのメニューが表示されたと思います。(この前に言語選択メニューが表示されたら、Japaneseを選ぶと楽かもしれませんね。しかし、たいていの場合は出てこないと思うので、英語のインストーラだと思います。)
 ここでは、一般的な Standard を選択しましょう。説明にrecommendedと書いてありますが、お勧めといういみです。
とりあえずはStandardを選択。
メニューがたくさんあって、何がなんだかよくわからないという方のために、少しだけ解説をしようと思います。
Usage クイックスタート―このメニューシステムの使用法
Standard 標準のインストールをはじめる(お勧め) ←今回はこれです
Express 手短なインストールをはじめる(急いでいるひと向け)
Custom カスタムインストールをはじめる(熟練者向け)
Cnfigure インストール後のFreeBSDの設定をおこなう(これはインストールし終わって、後ほどよく使うことになるかも)
Doc インストールに関する説明、README.その他
Keymap キーボードのタイプを選択する
Options 各種インストールオプションを確認・設定する
Fixit CDROMまたはフロッピーを使用した修復モードに移る」
Upgrade 概存のシステムをアップグレードする
Lodad Config デフォルトのインストール設定をロードする
Index 各機能に関する用語集
という感じです。ほとんどただの和訳になってしまいましたが(TT。



5.Message
 ここでは、次に行うFDISK作業がどのようなものであるかを確認するよう求められます。 ここはENTERキーを押して進めるしかありませんが、簡単に解説すると、
FDISK作業とは、コンピュータに装着されているハードディスク(HDD)の どのくらいの容量をFreeBSDに割り当てるかを決定する作業を指します。
 どのようなものか分かったら、次へ進みましょう。
 ハードディスクを分けて、ウィンドウズなどのOSやUNIXなどのOSを入れて、コンピュータをどちらで立ち上げるか決めたりすることもできますが、重要なサーバとは電源をきることもままならないわけで、 今回はハードディスクはすべて、FreeBSDに割り当てることにします。一般的にここで割り当てたハードディスクの領域をスライスと呼びます。



6.FDISK Partition Editor 〜Fdisc作業〜
背景が黒のFDISK作業画面に切り替わったと思います。ここでハードディスクを割り当てるわけですが、先ほど述べたとおり、ハードディスク全体をFreeBSDにわりふるので、キーボードの A キーを押しましょう。(A] は全てのHDD領域をFreeBSDの領域として使うという要求です。)
 すると、「他のOSに領域を残さなくてもいいですか?」という意味の確認メッセージが表示されます。 今回はやはり他のOSに領域を残す必要はないので、「NO」に方向キーでカーソルを合わせ[ENTER]キーを押します。
 設定が済んだので、キーボードの Q キーを押して終了します。
とりあえずはすべてFreeBSDに割り当てる。
 ハードディスクドライブが複数台接続されている場合は、まずはじめにハードディスクの選択メニューが表示されます。 FreeBSDで使用するハードディスクにカーソルを合わせてスペースキーで選択することで、そのハードディスクの編集画面に入ります。
 複数のハードディスクをFreeBSDで使用する場合は、まず一台編集して、再度ハードディスク選択メニューが表示されたところで、残りのハードディスクを同様にスペースキーで選択して編集しましょう。対象のドライブに対する操作が終わったらEnterキーを押します。



(7).Install boot Manager for drive ad0?
一台のPCで複数のOSをインストールして使用する場合、起動時にどちら利用するか選択する必要がありますね。これにつかうのがブートセレクタなのですが、そういう設定や、そういう風に前の作業でスライスを 作った覚えがなくても、この質問をしてくる場合があります。そのときは、とりあえずそのままEnterキーで次へ進んでください。

とりあえずはそのままEnter。(多分ブートマネージャはいらないけどね。)



8.Message
 ここでは、次に行うパーティション分け作業がどのようなものであるかを確認するよう求められます。 ここはENTERキーを押して進めるしかありませんが、簡単に解説すると、
パーティション分け作業とは、先ほど行ったFDISK作業で確保したFreeBSD領域を どのように使うかを決定する作業のことです
 どのようなものか分かったら、次へ進みましょう。
 パーティションとは、スライス(FDISKで作成したOSに割り当てるようなディスクスペース)の中に、さらにディレクトリごとに使用範囲を定めるようなもので、ディレクトリの容量を束縛するような形に なるのですが、この作業の意義は次のステップで解説します。



9.FreeBSD Disklabel Editor 〜パーティション分け作業〜
背景が黒のパーティション作業画面に切り替わったと思います。
FreeBSDを安定的に動作させるためには、最低でも
/ (ルートと読みます)
swap
/usr
/var
が別のパーティションになっていたほうが好ましいとされています[1]。 その点を踏まえてのパーティション構成の例を示します(今回はハードディスクの容量が10G〜15Gバイト程度のものを目安にしました)。
Partパーティション領域容量用途・説明
a/50MBファイル階層構造の根元になるパーティションです。
システムが動作する上で重要なファイルが入ります。
実際は/(ルート)が使用する容量は27MB程度だといわれていますが、最近ではディスクの大容量化が進んでいるので100MB程度とってもよいかもしれません。
bswapメモリの2倍仮想記憶でのメモリ管理に使用されます。
物理メモリがいっぱいになった場合ここが使われます。
また、あとあとメモリを増設することがあるかもしれません。そのようなことを見越して、多めにとておくのもよいでしょう。
e/usr4096MB(4GB) OSが提供するコマンド、ライブラリー、ヘッダーファイル等が入ります。
FreeBSDをよりよく使うためのツールの格納場所。
少なくとも500MB程度はほしいところです。
f/var400MBシステムログ(エラー等の情報ファイル)、利用者宛のメール、
プリンターに渡す印刷データなどが入ります。いわゆるスプールなどです。大事です。
g/home2048MB(2GB)利用者が自由に書き込める領域です。ユーザーが多くなるサーバならここを調整するなどの工夫が必要かもしれませんね。
h/work残りの容量予備スペース。
では、実際にパーティションを区切って見ましょう。 普通のパーティション(/,/usr,/var,/home,/work)と swapのパーティションのとり方は、多少違います。 以下を参考にしてください。

★普通(swap以外)のパーティション
/(ルート)を確保する例:
  1. キーボードの [C] を押します。
  2. ここで、領域容量を入力します。書式は、50Mというように入力します。(FreeBSD4からはギガ-Gにも対応しました。ですので、4ギガとりたいときは4Gと入力すればよくなりました)
  3. [ENTER]を押します。
  4. 以下の二つの選択肢表示されます。
     FS   A file system (普通のパーティションを作る)
     Swap A swap partition. (swap領域を作る)
  5. /(ルート)は普通のパーティションなので、FSを選びます。
    ここで、どこのパーティションに割り当てるかを入力します。
    /(ルート)を取りたいので、/と入力します。 (画面)
  6. この作業を繰り返して、他のパーティションも作ります。

★swapパーティション
  1. キーボードの [C] を押します。
  2. マシンに搭載されているメモリの容量の2倍の値を入力します。(メモリを増設する予定がある場合は4倍しておくという手もありますね)
  3. [ENTER]を押します。
  4. 以下の二つの選択肢表示されます。
     FS   A file system (普通のパーティションを作る)
     Swap A swap partition. (swap領域を作る)
  5. ここで、SWAPに方向キーで青いバーを移動させ[ENTER]キーを押します。 。
  6. 完了。
(※間違って作ったパーティションを消したい場合は、 方向キーで青いバーを消したいところに持っていき、キーボードの「D」を押します。 再び、パーティションを取る場合は、青いバーを元の場所に戻してください。)

全てのパーティションを取り終わったら、キーボードの「Q」をおして次の作業に移ります。
とりあえずはここに書いてあるくらい割り当てる。
[1]安定的、好ましいという表現がされていますが、パーティションは今回のように細かく分けなくても、たとえば、swapと/だけでも(そうするとusrやvarなどのディレクトリは/の中にできるので)、動作します。しかし、 そういう設定をしてしまうと、あるユーザが膨大なデータを作り、/homeディレクトリがおおきくなり、ハードディスクいっぱいになったとすると、システムの中枢となる/,/var,/usrの領域も同時になくなることになります。すると、 システムの設定ファイルが更新できなくなったりして、最悪の場合はシステムが停止してしまう場合があるのです。こういう危険を防ぐため、パーティションを分けてディスク領域の割り当てを行っています。
 ここに書いたパーティション構成の例は基本的なものにはしたつもりですが、これが一番であるという保証はないので、参考程度にしてくださいね。 まだいいパターン、もしくは状況に応じて応用すべき点があるかもしれません。



10.Choose Distributions配布ファイルの選択
 ディスクの準備ができたら、実際にインストールするものを選択します。
インストーラ側からお勧めのインストール形態が提供されています[1]が、 今回は「カスタム」でコンポーネントを選んでみます。 青いバーを >> B. Custum をに移動し [SPACE]キーを押します。

選択画面は、階層構造になっている所があり多少複雑です。
こちらの コンポーネント選択一覧 で、[X]となっている箇所に[SPACE]キーでマークを付けてください。
※必ず [SPACE]キーでチェックし、全て選択したのを確認して, <<< Exitを [SPACE]キーで押してください。
とりあえずはコンポーネント一覧にと同じように選択。
もちろんこの例もこの場合だけであり、状況によっては変化させるべき点があるかもしれません。



11.Choose Installation Mediaインストールメディアを選ぶ
 前の過程でEXITで戻ってしまったら、上のタイトルの画面にいくとおもいます。ここでは、インストールするメディアを選択します。CDROMがあればそれからインストールすると速度ははやいかもしれませんが、CDがなかったり、CDドライブがない、またはCDの中のバージョンが古いといった 場合は、ネットワークのFTPサーバからインストールすることが多いでしょう。
 FTPでインストールするときは最適なサーバを選択しましょう[1]。今回は、Japan#4 ftp4.jp.freebsd.orgからインストールすることにします。
上から2番目のFTPを選択します[2]。次の画面に行ったら、↓キーでカーソルを動かしていき、Japan#4を選択します。すると、次に、 ネットワークインターフェイスを選択する画面になります。イーサネットカードを使っていると思うので、一番上のtx0を選択します。
 すると次に、Do you want to try DHCP configuration of the interface?ときかれます。サーバーはDHCP[3]に登録することは 少ないとおもうので、ここでは[No]を選択します。すると、ネットワークの設定の画面に進みます。
とりあえずはFTPを選択。そのごJapanのどれかを選択し、Noを選択。
[1]最適なサーバとは、ここでは、インストールしようとしているマシンと、FTPサーバの通信速度が比較的はやいものをいっています。OSをインストールするのですから、通信速度が速いものを選ばないと時間がかかりますからね(といっても、どれも大してかわらないときもありますが)。
どこが早いか見分ける方法の1つを紹介しますね。pingというコマンドが使えるユニックスマシンで、ping 相手のアドレス という風に使います。たとえば、 ping ftp4.jp.freebsd.orgと入力してみましょう。するとたくさん文字がでてきますが、そのなかにtime=xxx ms(xxxは数字)というものがあります。その数字が小さいものが早いということなので、それで試して一番早かったものにするのもいいでしょう。
ちかくにローカルなFTPサーバーなどがあり、そちらにデータがある場合はそこからインストールしたほうがよいでしょう。その場合は、サーバのところでURLを選択して、サーバのアドレスに続きファイルの格納してある場所のパスを書きます。たとえば、
xxx.yyy.zz.jp/pub/FreeBSDなど。
[2]ここでは、マシンがグローバルラインにつながれている場合を話しましたが、もし、プライベートラインに接続されている場合はその下の、3 FTP Passiveを選択してください。
[3]DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)とは、DHCPサーバの方にクライアントのイーサネットカードアドレス(マックアドレス)とIPアドレスを登録しておくことで、クライアント側でのネットワーク設定の簡略化をはかるものである。



12.Network Cnfiguration 〜ネットワークの設定〜
 さて、大事なネットワークの設定です。ここは必ずマシンによって違うところがあります。では順を追って説明していきます。
必要事項を記入したら[Tab]キーで次の項目に進んで、記入していってください。
  • Host:
    ここには、マシンのホスト名を書きます。yahoo.co.jpでいえばyahooの部分ですね。ドメインは次の欄にあるので書かなくていいです。
  • Domain:
    ここに、マシンのドメインを書きます。yahoo.co.jpでいえばco.jpですね。記入して次の項目に進んだときに、自動的にHost:の欄で書いたホスト名のあとにドメインが挿入されたと思います。
  • Gateway:
    デフォルト ゲートウェイとは、自分のコンピュータからインターネット トラフィックに対して通信先を指定するためのコンピュータのことです。自分以外のネットワークのホストや、ネットワークを判別できないなどの理由で、通信を行えなくなるのを補うために設けられたホスト(ゲートウェイ、ルータ)を指します。
    ここにはゲートウェイのIPアドレスを入力します。
  • Name server:
    ネームサーバとは、アルファベットのアドレスから数字のIPアドレスに変換したり、その逆をしてくれるサーバのことです。最寄のネームサーバのIPアドレスを入力します。
  • IP Address:
     現在使用しているマシン(にささっているネットワークカード)で使用するIPアドレスを入力します。
  • Netmask:
     ここは深い意味があるのですが、後で勉強するということにして、数値を入れましょう。255.255.0.0や255.255.255.0を入れることがおおかったです。
  • Extra options to ifconfig::
     ifconfigのオプションは通常必要ありませんが、複数のインターフェイスを持ったカードを使用する場合などに引数が必要になる場合があります。 たいていの場合は何も入れないくていいので、今回も空欄にします。
記入が全て終ったら、[TAB]で[OK]まで行き[ENTER]キーを押します。
とりあえずは詳しい人に聞く。
ここで記入するもののほとんどが、勝手に決めることのできないことなので、最寄の管理者にお問い合わせください(ぉ。



13. 〜最終確認〜
 インストールメディアが問題なく使用できるようなら、最終確認のための ダイアログが表示されます。
Last Chance!...とかいてありますが、設定し忘れているものはないかというようないみなので、よかったら、[OK]に合わせてEnterキーを押します。 すると、インストールが始まります。ここで初めて、インストールプログラムは、スライス、パーティションの切り分けなどをいっせいに行います。
 つまり、そこで[OK]を選択するまでは、何も変更されていないので、インストールを中止しても前のままということです。

 インストールが始まると、ゲージが出てきてだんだん増えて、満タンなると次のゲージ・・というのが繰り返すと思います。
コンピュータとネットワークの状況により変わりますが、数十分から数時間かかります。

 終了するとメッセージか出ます。そこから残りの設定です。 では、この後は後編で。>>後編へGO!
とりあえずはOKを選択。
ネットワーク経由でのインストールは、ネットワークにかなりの負担をかけるので、むやみにするのは控えましょう。

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